宇宙の起源をたどると、その出発点は「絶対無限の存在」に意識が生まれたことから始まります。これは神、または創造主という言葉で語られることもありますが、より正確に言えば“自分自身を体験するために全てを創造した意識そのもの”と言えます。
この物語は、その絶対無限の存在が自分とは何なのかを知ろうとした瞬間から始まります。そこから波(波動)が生まれ、たくさんの自分を作り出し、無数の宇宙生命、惑星、文明が広がっていきました。地球もまた、その絶対無限の意識のひとつです。
絶対無限の存在が自分を知るために生んだ「分身」
絶対無限の存在は、あまりに無限であるがゆえに、自分の輪郭すら持っていませんでした。大いなる意識としてすべてを含むため、「自分とは何か」を体験する手段がありません。
そこでこの存在は、たくさんの自分を作り出し、「個別意識」として分身を作りました。この瞬間、分身が本体から分かれることで揺らぎが生まれ、それが「波」、つまり「波動」と呼ばれるエネルギーの基盤となりました。
この波動は軽い・重いという性質を持ちながら、善悪とは無関係で、ただ特徴の違いとして存在します。その幅こそが、絶対無限の存在が自分を知るために必要な“体験のメニュー”だったのです。
軽い波動と重い波動 ― 善悪ではなく体験の違い
この宇宙に広がった分身たちは、さまざまな経験をするために生まれました。
軽い波動と重い波動の違いは、「愛」の割合の違いです。
ここでいう愛とは、礼儀や尊重、尊敬、感謝といった気持ちが、どれだけ自然に存在しているかということです。
それらが多いほど波動は軽くなり、少ないほど波動は重くなっていきます。
軽い波動の性質
- 愛・尊重・感謝をベースにしている
- 他人を支配せず、自由意志を大切にする
- 正しさよりも調和と心地よさを選ぶ
- 「すでにあるもの」に意識が向く
- 流れに乗り、物事が自然に進む
重い波動の性質
- 恐れ・不安・欠乏感がベースにある
- 支配やコントロールで安心しようとする
- 正しさで人を裁きやすい
- 「足りないもの」に意識が集中する
- 努力や我慢で現実を動かそうとする
これらはどちらも必要なエネルギーであり、宇宙に善悪はありません。絶対無限の存在が自己理解を深めるために、あえて両極の波動を創り、それを担当する種族もまた自然に生み出されていきました。
地球の誕生 ― アクアリウムを作りたい惑星意識
無数に誕生した分身のひとつに、「地球」という惑星意識があります。地球は、“美しく多様な生命が調和するアクアリウムのような世界を創りたい”という願いを持っていました。
まだ若かった頃の地球は、今とはまったく異なる姿でした。
- どこも温暖
- 大陸は一つにつながっていた
- 海は透き通り、生命が踊る舞台のようだった
- 波動は柔らかく、訪れるだけで癒される周波数を放っていた
その美しさは宇宙中に広まり、多くの宇宙存在たちが学び、観光し、楽しむために地球へやってきました。まさに地球は、“オープンなアクアリウム兼サロン”として輝いていたのです。
レプタリアンの登場 ― 重い波動を担当する宇宙種族
そんな平和で穏やかな地球に訪れた種族のひとつが、レプタリアンでした。彼らは重い波動を担当する種族で、支配・戦い・コントロールの体験を通じて宇宙の二極性を表現する存在でした。
レプタリアンとは、重い波動領域に存在する宇宙種族です。絶対無限の存在との融合に恐怖を抱き、愛から離れる選択をしたことで、自らの内側の愛が枯渇していきました。その結果、自分を保つために他者や他のエネルギーからエネルギーを搾取する在り方を選んだとされています。これは特定の存在というより、恐れから生まれた支配と依存の意識構造を表しています。
争いにより破壊した母星を修復するためには大量の「金(ゴールド)」が必要であり、彼らは宇宙中を探し回ることになります。
そして、レプタリアンは金が豊富に眠る惑星――地球を発見します。
地球の応答 ― レプタリアンの願いを受け入れた惑星意識
レプタリアンは地球に金の採掘を申し出ました。通常であれば、重い波動を持つ種族の訪問は緊張や対立の原因となりえます。しかし、当時の地球の意識は非常に開かれており、「争い」「奪い合い」といった概念がほとんどありませんでした。
地球はレプタリアンの背景を理解しました。彼らが故郷を失い、再生のために金を必要としていること。そしてそれが、彼らの学びのプロセスであることを。
そのうえで地球は、静かにこう答えます。
「必要なら掘ってもいい。」
拒絶でも服従でもなく、ただ体験を共有するという選択でした。この選択が、後の地球文明に大きな影響を与える布石となります。
二極性の出会いが地球にもたらしたもの
レプタリアンという重い波動の存在が地球に触れたことは、惑星全体の波動に新しい周波数をもたらしました。これによって地球は、軽い波動だけで運営される「調和のアクアリウム」から、“軽さと重さが共存する惑星”へと変化していきます。
この二極性は後の地球文明――レムリア、アトランティス、さらには人類の誕生や3次元密度への降下など、多くの歴史の起点となっていきます。
地球は今もなお、軽い波動と重い波動、光と影、創造と破壊の両方を受け入れ、絶対無限の存在の“自己探求の舞台”であり続けています。
おわりに
宇宙のはじまりは、絶対無限の存在の「自分を知りたい」という純粋な問いから始まりました。そこから分身が生まれ、波動が生まれ、惑星や生命が広がっていきました。
地球はアクアリウムのような美しい生命の舞台を創ることを選び、多くの宇宙存在を迎え入れながら歴史を歩んできました。そして、重い波動を担当するレプタリアンとの出会いは、地球に二極性という新たな体験の扉を開くきっかけとなりました。
この物語は終わりではなく、今も続いています。人類が何を学び、どんな現実を創り、どの波動を選んで生きていくのか。それもまた、絶対無限の存在が自らを知るための旅の一部なのです。

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